自身の記憶と音との関係を元に制作しています。 母の影響もあり産まれる前から音楽と共に生きてきました。そのおかげかどうかは分かりませんが、何かの記憶を思い出す際に目で視える情景ではなく耳で聴いた音を先に思い出す事が多々あります。その逆も然り、音を聴いてある記憶を思い出すこともあります。 つまり私の中では音=記憶を思い出す装置 のようなものであるため、時間芸術 (生まれては消えていく)である音を空間芸術(平たく言えば半永久的)である美術作品に落とし込み可視化することにより音(=記憶)自体に永続性を与えることが可能になるのではないのかと考えています。 そして可視化されたものを特定の場所に置くことによりまた記憶が掘り返され、その音(=記憶)をたよりに再び制作する。この行為を繰り返すことにより自身と向き合い続けることが出来る気がします。
2023年3月24日(金)〜4月2日(日)
-Session- (会期)
2023年3月24日(金)、25日(土)、26日(日)、31日(金)、
4月1日(土)、2日(日)
14:00〜19:00(最終日も同じ)
-Reception party- (レセプションパーティー)
予定しておりません。
-Eevent- (会期中のイベント)
同上
-Artist- (アーティスト)
戸上 真音
Mao Togami
奈良県 出身
1998年生まれ 京都芸術大学 卒業
主な展示歴
2022年 『Calendar原画展』 (ZINEgallery/京都)
2022年 『秋の0号展』 (ZINE gallery/京都)
2022年 『151絵展』 (ZINEgallery/京都)
2022年 『春の0号展』 (ZINE gallery/京都)