ZINE galleryの第四弾の企画展として、山本敏則の写真展を開催いたします。
時に愛らしく、時に神々しい鹿の魅力に取り憑かれ、足繁く奈良公園に通うアマチュアカメラマンの初個展です。撮影場所は皆様ご存知の奈良公園周辺ではありますが、人と触れ合う観光地から少し離れた自然の中で過ごす鹿の表情を捉えています。可愛いだけでなく、神の遣いとも言える神々しい瞬間も奈良県民にとって誇らしく思います。是非ご高覧ください。
ZINE gallery 斧田唯志
2021年2月19日 〜 2月28日
-Statement- (ステートメント)
奈良公園には、たくさんの鹿さんが住んでいます。
その昔、春日大社の祭神・武甕槌命（タケミカヅチ）が鹿島神宮から遷る際に、白鹿に乗ってきたとされ、鹿は神の遣いとして尊ばれるようになりました。
現在も、奈良の鹿は、国の天然記念物として大切に保護されて、奈良の人たちに愛さています。
鹿は森の中に留まることなく、街中や人の直ぐ傍までやってきます。
奈良では、それがごくごく日常の生活となっています。
野生動物と人が共存する、ここでしかないとても不思議な関係。
奈良の中心街からほんの少し歩くだけで、原始の森が広がる奈良公園は、世界にも誇れるとても素敵な場所に思います。
私は、そんな奈良公園で自由に行き来し、四季折々に表情を変える鹿たちに魅力を感じています。
奈良公園と鹿とが織りなす美しい風景と、何気ない日常のちょっとした感動を、この場を借りて多くの方に伝えることができたらとても嬉しく思っています。
山本敏則
-Session- (会期)
2021年2月
19日(金)、20日(土)、21日(日)、
26日(金)、27日(土)、28日(日)
14:00〜19:00（最終日も同じ）
※アーティストの在廊日時は、土曜日と日曜日です。
-Reception party- (レセプションパーティー)
コロナ拡大防止のため予定なし
-Eevent- (会期中のイベント)
コロナ拡大防止のため予定なし
-Artist- (アーティスト)
山本敏則
※会期前に、写真家の眞鍋久徳氏より過去の個展とタイトルが似ているというご指摘いただきましたが、経緯を説明させていただいた上でご理解いただいております。
奈良の鹿をモチーフにしておりますが、眞鍋久徳氏の作品展ではございません。