松尾 謙 個展『オトノマ-otonoma-』

『音の間』: 「間」という言葉には、「空間的」「時間的」という二つの意味が含まれ、音はまさにその「間」の中で 存在している。しかし、日常の中にはあまりにも多くの音が溢れ、絶え間なく耳に飛び込んでくる。 その中で人(耳)は、無意識に必要な情報だけを拾い、その本質を捉えきれてはいない。本来、音はもっと繊細で、 一つ一つの音の波動が波打つ瞬間と、その音が途絶えた後に残る余韻と静寂こそが、その本質を浮かび上がらせる のではないだろうか。(私たち人間もまた「間」の中で存在しているが、日常の中でどれだけお互いの本質に 目を向けることができているだろうか。) 本展覧会では、音の「間」を体感しその本質を捉えることで、音の持つ奥深い魅力を再発見することを試みる。-松尾 謙-

※作家在廊日
2025年1月17日(金)・18日(土)・19日(日)
        24日(金)・25日(土)・26日(日)

 

-Session- (会期)      2025年1月17日(金)〜1月26日(日)

2025年1月17日(金)・18日(土)・19日(日)
        24日(金)・25日(土)・26日(日)

14:00〜19:00(最終日も同じ)


-Reception party- (レセプションパーティー)
予定しておりません。

-Eevent- (会期中のイベント)
同上

Artist-(アーティスト)

松尾 謙 (Ken MATSUO)

1979 年ドイツ生まれ、奈良県在住。
演劇やダンス等の舞台音響をはじめ、個展や アートイベントなどで様々なアーティストや空間とコラボし、音を使った空間演出 『音響空間デザイン』を手掛ける。文字や映像では残せないその場限りの『空間作品』 を通して音の持つ更なる可能性をより多くの人に広める活動に取り組む。 アーティストユニット『ATWAS』にも所属。